☆主な活動内容
 1.活動先
 (1)ホームヘルパー
   平成5年にNPO法人「わたげの会」登録
   平成10年に特別養護老人ホーム「長町荘」登録
   平成13年に「山形県立総合病院」登録
 (2)スポーツ振興
   平成8年に「山形市運動普及推進」登録
 (3)福祉サポーター
   平成15年に「社会福祉協議会いきいきサロン」登録
 2.活動状況
 (1)わたげの会には月2回、1日2時間〜3時間、訪問介助活動の実施
    長町荘(特老)には月4回、1日3時間、ディサービスでの寝具整理、話相手など実施
    県立病院では月4回、1日3時間、総合と緩和ケアを実施
 (2)ボランティア「ひまわりの会」会長に就任(平成17年)
 (3)運動普及活動ではイベント開催の都度、年5回程、健康まつりなどの支援実施
 (4)いきいきサロンには年4回65歳以上の元気な老人の方を対象に講習会、軽体操レクレーションなどの
    支援を実施
☆地域のボランテイア活動を体験して
 1.活動の動機
   平成4年退職した後、生活時間にも余裕ができたし、前々から福祉に関心があったことまた地域の方々と
  コミュニケーションを図りたいと思い、社会とのつながりがあるボランティア活動に取り組むこととしまし
  た。
 2.具体的な活動内容
   退職してまもなく手話を覚えようと教室に通い、同時に要約筆記の勉強をやってきましたが、どちらも難
  しく自分のものとなるのにとても時間を要しました。
   その後、有償のボランティアサークル「わたげの会」に入会し、家事手伝い、病院施設での介助、自宅に
  伺っての介助、通院時の介助などのサービス活動を始めましたが、サークル仲間と楽しく過ごすうちに、自
  分自らの意義を感じることができ、今考えてみるとボランティア活動を行うことに理解を深めることができ
  ました。
   これからは健康づくりが大切と考え、市の広報誌に掲載していた運動普及振興講習会を受講、健康である
  ために必要な「休息、栄養、運動」のとり方を身に付けたことにより、公民館の各種行事や山形市の健康ま
  つりなどのイベント支援を行い、自らの健康づくりも兼ねて積極的に参画している。
   平成10年にテルウェル東日本で立ち上げたホームヘルパー資格取得講座を受講後、近くの特別養護老人
  ホーム「長町荘」へ出向いて、ディサービスでの昼寝用寝具の整理、入浴後のドライヤーあて、お茶の接待
  をしながら困りごとなどの話し相手となり、また季節毎の行事「初釜、節句、夏祭り、文化祭」のお手伝い
  をしていますが、お年寄りの喜ぶ姿を見て、ボランティアの大切さを身をもって体験しています。最初の頃
  は、介護保険が新しく導入され通所者も多かったせいか、職員の人手不足を補うような仕事量で大変苦労し
  ましたが、最近は序々に改善されてきました。
   平成13年の頃になるとホームヘルパーの仕事も大部、板についてきたようで県立病院移転に伴ってのボ
  ランティアに応募、研修会では「病院の理念、ボランティア心得」など約20時間受講のうえ病院関係者と
  の面接で採用され、一般ボランティアとして活動している。総合案内活動として「外来ホールでの自動再来
  機、支払機の案内、初診の患者さんの受付処理」など、また緩和ケア活動としては「車椅子の介助、入院患
  者への図書の配本・回収、本のパソコン管理、車椅子での買い物および散歩の介助」など行っています。
  「ひまわりの会」も五年目に入り今年度の総会で会長(60名のボランティア会員)に推挙され、より一層の
  責任を感じると共に病院職員と一緒に、患者さんへのよりよいサービスができるよう問題提起をしながら活
  動を続けています。
   自己研鑽的には「聴衆ボランティアの勉強、他の病院ボランティアとの意見交換、電話会議への参加、医
  師講習会への参加、新ボランテイア採用時の学集会への要請」など多くの学習する機会に恵まれているとと
  もに、小児病棟での「本の読み聞かせ」が出来ればと本職のアナウンサーから指導を受けて、さらなる向上
  を目指して励んでいます。
 3.感想
   広範なボランティア活動を通じて得たことは、@活動しながら状況を読み取る洞察力、A相手の心を察す
  ること「感性を育む、目配り、心配り」の大切さを実感しております。
   また、様々な場所でたくさんの方々と出会い、ふれあいで得ることがとても多く、人として成長する糧に
  なりました。今までもこれからも私の生活の一部であり、生き方の指針として活動できる喜びを味わってい
  ます。
   最後に、平成14年、思いもかけず関節リューマチを患い、眠れない程の痛みと薬の副作用に悩まされま
  したが、ボランティアサークルの方達の支えで活動を続けられたことは、何よりも増して私自身の心の支え
  となっていることを確信しています。


 
地域福祉活動に従事して11年
 電友会名   電友会霞城クラブ会員   県立病院窓口で従事する東海林栄子さん
     県立病院窓口にて
 氏   名   東 海 林 栄 子
 東北本部
 推 薦
  平成17年7月20日
最新のボランティア活動